今回のブログは息子の話。


「親バカ」といわれようが、「公私混同」といわれようがいいんですww なぜなら、運動音痴の野球少年に希望を与えることなる話だから。


ということで始めます。

小さいころから不器用で鈍臭くて運動音痴

息子は、小さいころから不器用で鈍臭くて運動音痴。とてもスポーツをやるようなタイプではありませんでした。


小学校に入ってからもブランコを漕げなかったことをよく覚えています。ジタバタ身体を動かしてもブランコは微動だにせず、そのうち漕ぐのを飽きらめてしまう。そんな感じでした。



縄跳びも全然ダメでした。へっぴり腰で、腰が落ちてしまうので連続して跳ぶことができない。そもそも連続してジャンプできなかったのです。あれは縄跳びと呼べるようなものではなく、縄またぎでしたww


心が強くなるかと思って空手をやらせたことがあります。でも、組手でバンバン蹴られるのが怖くて、稽古に行く途中で具合が悪くなってしまうほどでした。これ以上続けるのは無理だと途中でやめました。


でも、息子がそれだけ運動音痴なのは原因があるのです。


息子は発達障害です。ひとつの作業に集中し続けるのが難しいとされるADHDと診断されています。ADHDの症状は様々で、人によって違うこともありますが、そのひとつとして全身を使って行うスポーツなどが上手くできないことがあげられます。


いわゆる運動神経が悪いということですが、それを発達性協調運動障害(DCD)といいます。


ブランコが漕げない、縄跳びが苦手、手先が不器用。発達性協調運動障害(DCD)の特徴は、まさに息子そのもの。本人にとってみれば、やりたいことが上手にできないというのは、かなり辛いことだと思います。

小学校三年生で野球をはじめる

そんな運動音痴な息子が野球をはじめたのは、小学校三年生のときでした。


「エラーしたらどうするの?」「三振したらどうするの?」と失敗することが怖くてなかなか決心できず、野球をやるかやらないか半年くらい散々悩んでました。


ようやく始めてみたものの、当初から予想はしていましたが、投げるにしろ打つにしろ柔らかさのないぎこちない動きで、メチャクチャ下手クソでした。


さらにADHDですから、集中できずにホゲーっとしている時間もあり、エネルギー切れになると魂はどこかに幽体離脱してしまいます。そのため練習中にただの抜け殻状態になることもしばしばww


朝練をしたり、平日練習をしたり、人よりたくさん練習しましたがその割にはうまくならずww 中学では自信がないので、硬式クラブは選ばないで、軟式野球部に入部することにしました。

息子の中学野球生活を動画にしてみた!

息子は、中学三年になり、先日行われた公式戦に負けてすでに中学野球を引退しています。彼の中学野球生活2年半を4分48秒の動画にまとめたので、この先を読む前にちょっとみてください。

中学野球最終打席でホームラン


動画にあるように、息子は、中学野球の最終打席でなんと人生初のホームランを打ちました。(少年野球時代に外野のエラーのようなインチキなランニングホームランが一度だけありましたが、今回のは正真正銘ホンモノのホームランでした。)


これまであのグラウンドで何試合も見てきましたが、誰かがホームランを打ったのを見たことがありません。グラウンドルールでは、校舎の3階より上に当てるとホームランになります。そのためには、推定飛距離で85メートルくらい飛ばさなくてはなりません。


軟式野球ということもありますが、まだ成長途中の中学生にとって、その距離を飛ばすのはかなり難しいことなんでしょう。


まして息子の身長は160cmちょっと。15歳の平均身長よりも低く、大柄な選手のようなパワーもありません。さらに、ブランコを漕げなかったほどの運動音痴があそこまで飛ばしたのですから、すごいことだと思います。

野球の神様は見ていてくれる


息子が中学になっても、少年野球時代のように、一緒に練習をしていました。それが最後のホームランにつながったことは間違いないと思っていますが、以前とは違ってガンガン練習したというよりも、コツコツやった感じです。


練習する日もあるけど、やらない日もある。決められたメニューを30分くらいやって、サクっと終わりにする。そんな感じであまり急がずに続けてきました。


もっと一生懸命毎日やれば、もっと上手くなると思ったこともありますが、息子の特性を考えるとこのやり方が合ってたのかもしれません。


飽きっぽくて、集中できなくて、運動音痴。うまくいかなくてイライラしたときもあったけど、それでもコツコツと練習を続けてきた。野球の神様は、そんな息子の努力をみていてくれたのでしょう。中学野球の最後に大きなプレゼントを届けてくれました。

どんなにヘタクソでも絶対に野球がうまくなる!

息子ほどの運動音痴でも、ホームランを打てたんです。どんなにヘタクソだとしても、努力すれば誰だって絶対にうまくなります。


ただ、それには少しだけコツが必要なのかもしれません。

  • 目標を立てて正しい努力をする
  • うまくいかなくてもとにかくやり続ける
  • ガンガンやらずにコツコツやる


  • こんなことに気を付けながら、正しい努力をずっと続ければ、かならず野球はうまくなります。


    最初はうまくいかなくてやめたくなることもあると思うけど、そんな時はホームランを打つとか、レギュラーを取るとか目標に立ち返ってみるとよいと思います。


    正しい努力とは何かを知ることも必要です。ブレイズでは、特にバッティングに関して、3つのポイントを定めています。どんな方向に努力すればよいのかわからない場合は参考にしてみてください。

    【横浜ブレイズ】少年野球バッティング指導のポイント

    また、続けるためには周囲の協力も必要です。一人で努力し続けられる子供はほとんどいません。そんな時は、お父さんの出番です!


    でも注意したいのは、スポーツを教える父親は(自分もそうですが)子供に対して厳しくなりがちなこと。焦らずに長い目で見守ってあげましょう。きっとグングンと成長する時期がくるはずです。(息子の場合中2の終わりから中3にかけてでした。)


    その前にガンガンやりすぎて、子供を野球嫌いにさせてしまったら最悪です。成長のタイミングは人それぞれです。コツコツやりながらその時期を待ちましょう。


    ボクは、これまで自分の息子と向き合うことで色々な経験を積むことができました。子供と一緒にいることで親としても勉強をさせてもらいました。


    中には「こんなことをしなければよかった。」という自戒を込めた考え方もあります。それらを今後のブレイズでの指導に活かしていきたいと思います。


    引き続き頑張ります!


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    Yokohama Blaze

    Yokohama Blaze

    横浜市南区少年野球チームの横浜ブレイズです。できたばかりのチームですが、スタッフはみんな経験豊富で、子供と野球が大好きです。 子供の特性を理解して練習スケジュールを組み、楽しく愛情をもって丁寧に指導します。