横浜ブレイズ第2期卒団式を行いました!
前日はバケツをひっくり返したような春の嵐でグラウンド状態が心配されましたが、当日はピーカン! 今年の最高気温を記録したほどのポカポカ陽気のもと開催できてよかったです。
第二期の卒業生は3人。人数は少なかったですが、君たちがブレイズに残してくれた功績は偉大です。
エースとして投げ抜き、キャッチャーとして守備の要となり、ショートで後輩たちを鼓舞し、攻撃では打ち、走り、勝利の原動力となってくれました。
高いレベルの選手たちが揃ったお陰で、公式戦でチーム創立初勝利を飾るなど、これまで負け続けていたチームに勝つ喜びをもたらしてくれました。
楽しそうに野球をやる姿やひたむきに練習に取り組む姿勢は、見るものに感動を与えてくれました。
そんな選手達でしたが、卒団式では、時間の関係もあってゆっくりと話すことができませんでした。代わりにここで言葉を贈ります。
横浜ブレイズを卒業する3人へ
(最後だけマスクを外して記念撮影しました)
君たちともっともっと長い期間一緒に野球をやりたいと思うけどそうはいきません。
なぜなら、成長途中の君たちを引き留めることはできないからです。
君たちの新しいチャレンジは、すでに始まっています。
思い出は胸にしまって、高みを目指しどんどん先へと走り続けてください。
坂道を登って、登って、登って。走り続けてください。
疲れたら休んだっていいです。疲れが取れたら、また歯を食いしばって走り続けてください。
坂道の先には、君たちが見たことのない景色が広がっています。
人生に大きな影響を与えてくれる景色が広がっています。その景色をぜひ見てきてください。
大丈夫。一生懸命にやっていればいずれたどり着きます。
見るための条件はひとつだけ。一生懸命にやることです。
見える景色は人それぞれ違います。
君たちがこれだと思ったら、それがその景色です。
そんな景色に巡り会えたら、横浜ブレイズのことを思い出してぜひ報告にきてください。君たちがやったこと、考えたこと、感じたこと、できたこと、できなかったこと、色んな話をたくさん教えてください。一緒にお酒を飲みながら報告が聞けたら、この上ない幸せです笑
プレイヤーでいられる時間は、人生の中で限られています。野球で真剣勝負ができる時間よりも、そうでない時間の方が圧倒的に長いです。
若くて、今その真っ只中にいる君たちにはピンとこないかもしれません。でも、できるだけ早くそのことに気付いてください。終わりは必ずやってきます。気付くのは早ければ早いほどいいです。
そして、プレイヤーでいられる時間をできるだけ長くする、できるだけ有意義にするにはどうすればよいか考え、実行してください。
恵まれた環境にいると人はそれが当たり前になってしまいますが、君たちは、自分の環境に感謝しなくてはなりません。
そして、その環境をつくるのに最も大きな協力をしている君たちの親に感謝しなくてはなりません。親は、君たちが野球をするために、時間も労力もたくさん使ってくれているはずです。
きちんと目を見てお父さん、お母さんに「今までありがとう」といってください。そして、これからも思う存分野球を楽しんでください。
親の愛というのは特別なものです。何も見返りを求めていません。「ありがとう」それだけで充分です。
君たちと出会えて、一緒に野球ができて本当によかった。君たちのお陰で、スタッフも楽しい思いをすることができました。ブレイズに入ってくれてありがとう。感謝しています。
そしてここは、君たちの第二の家です。家ですから好きな時に帰ってきてください。嬉しい報告はもちろんのこと、ちょっと休みたくなったときでも大歓迎です。
君たちの家を守るためにスタッフ一同頑張ります。
Yokohama Blaze
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