野球に限らず、サッカーでもラグビーでも、バスケットボールだって、どんなスポーツをやるにせよ足の速さって大事です。特に球技ではとても大切なことです。運動会だってリレーの選手は花形です。「足が速い=運動神経がいい」なんて思われることだってあります。
それだけスポーツとは切っても切れない足の速さですが、そもそもどうやったら速く走れるかって教わったことありますか?
ほとんどの人が「ない」と答えると思います。自分もそうでした。
そうなんですよね。学校では、速く走るにはどうすればいいのか教えられることもなく、いきなり50メートルを走らされたりします。教育関係者のみなさん、雑なことしてるって思いませんか?
でも野球の練習だってそうです。ベースの回り方や、盗塁のスタートの仕方などは教わっても、一番大切などうやって走ればよいのかを教わることはなかったと思います。
ブレイズでは今、そのどうやったら速く走ることができるのかという練習を行っています。
横浜ブレイズではスプリントトレーニングを実施中
実は、去年の年末に「走りの学校」で講習をうけてきまして、無事に普及員となりました。そこで培った知識をブレイズのトレーニングに活かして、2月からスプリントトレーニングを開始しました。
成果は早くもタイムに現れまして、50メートル走の平均タイムが昨年12月と比較して、5年生9.18秒 → 8.96秒、4年生9.39秒 → 8.61秒になりました。特に4年生は、全国上位15%のタイム8.8秒を平均で上回っています。
実は計測日にすごく強い風が吹いていて、追い風参考記録なのですが、それでも走り方は大きく変わっているので、成果が出ていると思います。
「走りの学校」はYouTubeでも色んな動画をあげているので、ご存知の方もいるかもしれません。野球では、選抜に出場する中京大中京で定期的に講習を行っています。
野球だけができればいいのではなく運動ができるようにする
ブレイズでは、野球の技術だけ教えるようなことはしません。バランスや柔軟性、そしてスプリントテクニックのような、どんなスポーツをするにせよ役立つことを教えるように努めています。
もちろん選手たちは野球選手なので、野球の技術を身に付けてもらうことを中心にして練習を行っていますが、そのベースとなるような体の動かし方が身に付くような練習も時間を取ってやっています。
上の写真のように、野球選手には柔軟性が必要だとかなりしつこく言い、ストレッチを推奨しています。そのため、身体が柔らかい選手が多く、他のチームと比較しても柔軟性はかなり高いはずです。
Yokohama Blaze
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