こんなことを言うと指導者としてどうかと思われちゃうけど、野球ってチーム練習するより、個人練習の方がよっぽど上手くなる。
バッティングは特にそうで、チーム練習だけだと絶対に足りない。
その辺は伝えてるつもりだけど、気づく選手はあんまりいない。やってるつもり位のレベルがほとんど。
— のんびり野球小僧すちゃらか奮闘記 (@yakyukozo67) March 8, 2021
Twitterでブレイズの事を中心につぶやいているのですが、最近このツイートがプチバズりました。
野球指導者を中心に「いいね」してくれる人がいたようです。
野球というのは、同じ球技でも組織的な動きが大切なサッカーやラグビーなどとは違い、個人スポーツの団体戦のような特徴があります。
競技で例えるなら、柔道や剣道の団体戦に近いかもしれません。
もちろん連携プレイやサインプレイなど、チーム全体が組織的に動かなくてはならないこともありますが、全体の中で締める割合は少ないです。
そのため、チーム全体で練習をするよりも、個人で練習のほうがうまくなります。
こういうと上手くするのは指導者の役目だと指摘されそうですが、これは自分だけでなくどんな優秀な人が指導しても同じことで、個人練習の方がうまくなるのは変わりません。
高校の部活動になると、全体練習の後、居残りで個人練習をすることもありますが、少年野球ではなかなかそうもいきません。
野球を上手くなりたければ個人練習をしよう
先日、Aチームの選手達には伝えましたが、「試合に勝ちたい」「試合で活躍したい」「野球をうまくなりたい」、そう思うなら個人練習をしなくてはなりません。
でも、個人練習をやるかやらないか。決められるのは自分だけです。早く気付いたもの勝ちです。
個人練習でやるとよいのは、バッティング練習と股割、ブリッジなどの野球の正しい動きができるようになるためのトレーニングです。
バッティング練習は、チームでやるととても効率が悪い練習のひとつです。1時間フリーバッティングの時間を取ったとしても、20人くらいで練習すれば、一人の選手が打つのは50球くらいしかありません。
まだスイングが固まっていない選手が、週に50球だけの練習しかしないとすれば、その練習だけでは、なかなか試合で打てるようにはなりません。練習の絶対量が足りないのです。
ドリルのススメ
個人練習でバッティングをやるときに、何をすればよいかですが、単に闇雲に素振りをするのはオススメしません。なぜかというと上達のスピードが遅いからです。
寄り道せずにスイングの基本を身に付けるために、ブレイズの選手は、部員専用ページで公開しているドリルを行うことをオススメします。
ただ、独学でやるとなかなかうまくいかないので、バッティング添削のグループLINEを活用してください。そこではバッティングフォームの添削はもちろん、バッティング理論の話や栄養の話、時には物理の話など、かなりマニアックに詳しく教えています。(バッティングを知るのに物理の話は結構大切です)
練習の時もそうやって教えて欲しい・・・という声もありそうですが、グラウンドではそこまで細かく教える時間がどうしても足りないのです。
グリップ先行でスイングする。回転で飛ばす。ボールの軌道に早くバットの芯を入れる。これが目指すスイングです。がんばりましょう!
Yokohama Blaze
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