南区春季大会は、あっさりと1回戦負けとなった今年のブレイズ。続く大きな目標である春のYBBLに向けて、なんとか調子をあげていきたいところです。


ということで、土曜日の午前中はみっちりと練習。選手の色々な可能性を見極めようと、ポジションを色々と入れ換えて、守備練習を行いました。


練習の後は、時間があったので公園内を散歩。選手達と一緒に一周しました。


しだれ桜がすでに満開になっていてキレイでした。「わーキレイ~」などとキャッキャいいながらの散歩の後、午後はレッドスネークコルツさんと練習試合です。


お花見気分ではなく、ちゃんと気持ちを入れ替えて臨んだ試合ですが、その結果は・・・。


ブレイズ  |0 3 0 1 1 1  |6
レッドスネークコルツ|1 0 0 0 5 1× |7


一時は、4点リードするも逆転され、粘って追いついたものの、その裏1点返されサヨナラ負けとなりました。

新チーム未勝利ながらも・・・


残念ながら今回も敗戦で、なかなか勝つことができません。


それどころか何を隠そう、今期のブレイズAチームは未だに勝ちがありません。コロナ禍でオフシーズンの練習試合の数が少なかったとはいえ、すでに3月になっているのに未勝利なのは忌々しき事態。


「え?? まだ勝ってないの?? これこそ非常事態・・・!!!」と、成績だけ見ればそんな気もするのですが、スタッフは逆の見方をしていて、昨年の秋からここまでよく伸びたなと思ってます。


つまらないミスを積み重ね、相手に点をたくさんプレゼントして負けるという散々見慣れた光景は、ここ数試合では見られなくなりました。


選手からも「打ち取った打球はアウトにできるようになってきた」と、自分たちのプレイに自信が持てるようになった声も聞かれます。更に「もっと守備範囲を広げたい」「球際に強くなりたい」のような次のレベルへの欲も出てくるようになり、よい傾向だと思います。

選手の自主性を育てる取り組み


なかなか勝てない状況ではありますが、昨年秋から取り組んでいる選手たちの自主性を育てるための取り組みは、徐々に効果があがり始めました。


大人が手伝い過ぎない、指導者が教えすぎないことで、選手たちは待ちの姿勢から、練習中自ら考え行動することが増えてきたと思います。まだまだ理想には遠いですが、この取り組みは継続していきたいです。


指導者にとって「教えすぎない」のは忍耐力が必要で大変です。あれこれ口を出せば簡単に解決することもあるかもしれませんが、敢えて見守ることで、将来的に大きな成長につながると思います。


ただ、最近気づいたのは、指導者は「教えすぎない」だけではなく「選手の気持ちに火をつける」のも同時にやらないとダメだということです。


何も考えず単に「教えすぎない」のは放任主義です。選手のモチベーションが高い状態で初めて「教えすぎない」ことが有効になります。


スタッフもやってみて学ぶことがとても多いです。よいチームを作るためにも常に学び続けなくてはなりません。選手だけに成長を求めるのではなく、わたしたちも成長し続けられるように頑張ります。


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Yokohama Blaze

横浜市南区少年野球チームの横浜ブレイズです。できたばかりのチームですが、スタッフはみんな経験豊富で、子供と野球が大好きです。 子供の特性を理解して練習スケジュールを組み、楽しく愛情をもって丁寧に指導します。